先日は、少し対応に苦労したお客様についてお話ししましたが、今回は少し驚いたお客様のお話です。
ある会社の社長様から「どこも対応してくれず困っている」とお問い合わせをいただきました。しかし、お話を伺う中で、なかなか買い取りの基準を満たす債権が見当たらず、より詳しく状況をお聞きしていたところ、突然話の方向が変わり、「おいくつなんですか?」、「ご家族とお住まいですか?」、「恋人はいらっしゃるの?」といった個人的な質問が次々と飛んできました。
お客様対応として丁寧にお話を続けようと努力していましたが、途中から少し違和感のある様子を感じるようになり、次第にその雰囲気が強まってきました。さすがに対応が難しいと判断し、ちょうど手が空いた男性社員に電話を代わってもらい、何とかその場を切り抜けることができました。
後から聞いた話では、その社長様の会社とは無事に契約が成立し、さらにはリピートまでしていただいている大切なお客様になっているとのことでした。あの時は対応に戸惑いましたが、結果的に会社に貢献できたのかなと思うと、少し報われた気もします。
とはいえ、思い出すとやっぱり複雑な気持ちになりますね。世の中には本当にさまざまなお客様がいらっしゃるものだと実感しました。