これが、あるあるなのかは分かりませんが、お客様がよく話されるのが、同業他社への愚痴や悪口。
取り立てに来たとか、居座って帰らないとかといった話から、担当者が嘘をつくとか、最初と話が違うなど、『借りる時の仏顔、返す時の閻魔顔』のような話がとても多いです。
確かに、回収した御金を使い込んだためとはいえ、「支払うまで帰らない」などと居座ると『不退去罪』でれっきとした犯罪になり、場合によっては、より罪の重い『威力業務妨害』になる可能性すらあります。また担当者が嘘をつくとか、言っていることが変わるなども、不誠実極まりない行為で、お怒りになられる気持ちも十分に理解できます。私たちの立場では、これらの行為は、お客様に対して絶対に、行ってはならない行為です。
その上で、お客様に回収委託され、回収したお金を支払わない行為は着服と同じで、横領罪になります。違法行為の業者を責めたい気持ちも分かりますが、お客様も違法行為を行っておられるのです。
お話をお伺いしてて、ぶっちゃけ、どっちもどっちです。
そんなこんなで、顧客対応はかなり疲れる業務です。